アップデートしたら、設定画面が英語化された!?
2017年11月1日
「WordPress4.7.6」「BackWPup最新Ver.3.4.1」以降の環境で、無事日本語化されています。万が一英語化されている場合は試してみてください。
WordPressサイトを丸ごとバックアップできる、便利なプラグイン【BackWPup】。
以前、バックアップを簡単に自動化させる設定方法を紹介しました。
相変わらずお世話になっているのですが、2015年9月23日にリリースされた「バージョン3.2.0」以降では、設定画面が英語化されてしまう現象が発生しています。
結論からいうと問題なさそうです。
今まで通り正常にバックアップが行われていますし、設定したジョブの内容が変更されている様子もありません。既に自動化の設定を行っている方は、特に気にする必要はなさそうです。
ただし、これから設定しようと考えている方は・・・
上記の、設定方法を説明した記事では日本語表記。たった今自分がインストールしたものは英語表記。見比べながら、もんもんとしながら、設定することになりますよね・・・
と、なかなか辛い状況かと思うので、サクッと日本語化する解決方法をお伝えします。
既に導入済みの方も、 という方は、実践してみてください。
ただし今回の設定はリリース元からの正式な対処方法ではありません。ご自身の責任と判断をもって、有効にご活用下さい。また、既に導入されている方は必ず、作成済みのジョブでバックアップをとっておきましょう。
必ず、最下部にある追記事項まであわせてご確認下さい。
サーバーのファイルをリネームする
作業自体はあっという間に終わります。
BackWPupをインストール(またはアップデート)後、自分のサーバーへログイン。
『 』の階層へ行きます。
その中の【
】と【 】をそれぞれリネーム。右クリック→「名前の変更」で、それぞれの「_JP」(アンダーバー・ジェイピー)を消去。
つまり、
【
】を【 】に、【
】を【 】に名称変更します。
はい、これだけで完了です!
WordPress管理画面にログインして確認してみましょう。
無事に日本語化されています。もちろん設定済みのジョブにも影響はありません。
導入済みのユーザーでも、ほっとしますよね。
今回の修正方法は、翻訳の部分で何らかの読み込み不備が発生していると推測できたので、前バージョンのプラグイン情報と比較した結果、判明しました。
今回のようにバックアップからサイト全体を復元するほどの事態でもないような場合は、
ことを記憶に留めておいても良いかもしれません。以降、2015年12月10日追記 ( 2016年8月17日検証)
現状での日本語化方法
当記事作成後に何度か行われたバージョンアップ対策を都度追記してきましたが、これまでの追記内容を含め、現状で一番簡単かつ分かりやすい日本語化方法をまとめます。
というのも、何度最新版がアップデートされても、日本語化するための言語ファイル【backwpup-ja_JP.mo】【backwpup-ja_JP.po】はいつまでたっても追加されないからです。むしろ、以下に説明する手順で追加しても、アップデートの度に消えてしまいます。
でも、対応自体は簡単。早速どうぞ!
まず最新版にアップデートする。
公式サイト内の下記ページより【
】と【 】をダウンロード。(それぞれのリンクをクリックすればダウンロードされます)上記2ファイルをご自身のサーバー上『
』へアップロードして下さい。その後は本記事の手順でリネームすれば、同様に日本語化されます。
以上です。今後のためにも、サーバーからリネーム済みの2ファイルをバックアップしておいたほうが良さそうですね。そうすればアップデートの度、それらを『languages』直下にアップロードするだけで済みます。
2015年11月25日追記
本日アップデートされた「バージョン3.2.2」でも、同様の状態が続いています。
アップデート前に、『wp-content/plugins/backwpup/languages』より
と をあらかじめダウンロードしておき、アップデート後に上記2ファイルを再度、『wp-content/plugins/backwpup/languages』へアップロードして下さい。その後は本記事の手順でリネームすれば、同様に日本語化されます。
2015年10月7日追記
本日アップデートされた「バージョン3.2.1」でも、同様の状態が続いています。しかも、 と が無くなっています。
リネームしようにもファイルが無いことにはどうしようもないので、「バージョン3.2.0」を公式サイト よりダウンロードし、上記2ファイルを
『wp-content/plugins/backwpup/languages』へアップロードして下さい。
その後は本記事の手順でリネームすれば、同様に日本語化されます。